アルスちゃん円盤にならない所で物語すすめがち…「MX祭 vol.1 ARSMAGNA SPECIAL X'mas LIVE ~Several Winter Story~」を観てきました(その1)
ラブ米の前日、11/23(祝)にアルスマグナのクリスマスライブ「MX祭 vol.1 ARSMAGNA SPECIAL X'mas LIVE ~Several Winter Story~」を観てきました。
「MX祭」と言うのは、アルスちゃん達の冠番組「アルスマグナ 半熟男子の野望2Hyper」の放送局であるTOKYO MXさんが主催のイベントの第1弾なんだそうです。
これから色んなグループで続いていくのかな?
今回初めて?客席から登場するアルスマグナのメンバー。
開演前、会場内のスタッフさんがしきりに「開演しましたら演出の都合上、お席にご案内できない時間帯があります」とお話していたので、席降りあるんだあって思っていたら。1階席後方入口からサンタ衣装で5人が登場しました。
私の席側は奏先輩が通過。顔が綺麗(あと誰か通ったと思うんですが記憶がない…)
冒頭にボカロメドレーで踊り狂う5人。
メドレーなので1曲丸々ではありませんが、生で観たかった「ぴんこすてぃっくLuv」と5人の「LUVORATORRRRRY!*1」が観れて凄く嬉しかったです。
LUVORATORRRRRY!の先生・朴ちゃん・奏先輩で前に出てきて先生と奏先輩の二人がセクシーに朴ちゃんに絡む所で何が起こってるのか一瞬理解できなかった。
ボカロメドレーの他にも、サンタ衣装のまま何曲か終わると、トークタイム。これが振りになります。
「Several Winter Story」と言う副題通り、アルスメンバーそれぞれのクリスマスの日の物語が進みます。
今回、過去の舞台や今年の武道館で初めて3次元として登場した各メンバーゆかりの人物が再登場するんですが、物凄い初見殺しです。
直近で登場した方が多いっちゃ多いんですが、如何せん公式に彼らの説明が何もないので、このクリスマスライブがアルスのライブ初参加です!って方は凄い置いてけぼり感があったかと思います。
FC限定とかではないテレビ局主催の、割と開かれたライブでこう言う演出しちゃうのかとちょっと驚いたりしましたが。
あと、このライブ、昨年のプロム*2もそうだったんですが、円盤になりません(2017/12月現在お知らせなどないです)。
円盤にならない所で割と凄い勢いで彼らの「背景」に関わる物語がどんどこ進んでいきます。
以下からライブの感想と言うより、この物語部分の感想になります。
◆舞台で描かれた二人の物語の話◆
アキラ先輩は、公式サイトに記載がありませんが「事故により両親を亡くし意識不明のまま父方の祖父(警視総監)にいつの間にか出身地から離れた東京の病院に入院させられそのまま勝手に九瓏ノ主学園に転入させられていた」という過去があります*3(ヘビー)。
その、出身地にいたアキラ先輩の親友が星野シレン君(お顔が似てる人:辻諒(Ry☆)さん)です。
今回、クリスマスにシレン君がプレゼントを持ってアキラ先輩の前に現れます。
アキラ先輩は上記の事故の影響で、シレン君の記憶が一切ありません(ヘビーその2)。
ただ彼ら二人だけのオリジナルのハイタッチがあって、アキラ先輩はその動きだけは体が憶えています(エモさ)。
二人で歌って踊る「約束を追いかけて」で、このハイタッチが振りとして入っています。
この「約束を追いかけて」と言う曲はシレン君が初登場した2014年上演「クロノステージ vol.02 ~Chase the promise~」で、彼ら二人が踊るシーンに使用された曲でした。
この時は二人のダンスだけで歌わなかったんですが、このクリスマスライブで初めてかな?二人で歌って踊りました。
変わって、奏先輩のクリスマスは、毎年彼はご実家に戻るんですが、奏先輩にはあまり居心地のよくない空間だったようです。
今年はご実家で催されたクリスマスパーティーで、お兄様の泉 弦さん(お顔が似ている人:TAIRIKUさん(TSUKEMENメンバー))が登場します。
お兄様とは昨年12月頃*4から今年の3月武道館までの間にすったもんだがあり、なんやかんやで兄弟仲が少しずつ良くなっていました。
泉家のクリスマスパーティーでヴァイオリンを披露する弦お兄様、そこで奏先輩を呼びます。
奏先輩のお洋服がなんか、ちょっとオーバーサイズなのかダボッとしてて普段の戦闘服姿と違い、お兄様と並ぶと随分と幼く見えました。
「本日は、弟の奏と二人で演奏を披露させて頂きます。」
と言う事で二人でヴァイオリンとピアノ(舞台上にはエレクトーンでした。何故グランドピアノ持ってこないのか…)の演奏を披露します。
そのあと、弦お兄様のヴァイオリンで奏先輩が作曲したブルーローズ の演奏の下、奏先輩が踊ります。
音楽とダンスがきっかけで拗れた兄弟仲でしたが、踊りきった奏先輩とお客様に礼をして袖に行く間、奏先輩の背中にそっと手を添えて「良かったぞ。」と一言賛辞を送ります(エモさ)
上記二人は、クロノステージシリーズで描かれた背景にまつわるストーリーの、ハッピーエンドを見せていただいた形になると思います。
ディスクなど観て頂かないと解らない事なのですが、2A*5の物語は、結局その時(舞台中)に解決しませんでした。
アキラ先輩はシレン君の事を思い出す事はなかったし、奏先輩はダンスを続けると決心しただけで、お兄様にもご両親にも認められていなかった。
ただ、二人に与えられた約束を果たす事で、少なからず、こういう明るい未来が用意されていたんだよと、思い出せなくて薄情者かもしれないと思いつめたアキラ先輩と、忘れられたシレン君と、すれ違ってお互いに寂しい思いをしていた泉兄弟の、それぞれの過去の慰めになっていて欲しいと思いました。
(アキラ先輩で決壊して奏先輩の段階で一人大号泣で、終演後会う人会う人に若干引かれ気味に心配されてしまってさすがに恥ずかしかったです。)
(3rd六角大千秋楽、氷帝幕間の滝さんの時並みに泣きました。)
(伝わり辛い。)
2Aの話だけで凄い時間掛かるしこれ以降の朴ちゃんの部分が割と長めになってしまったので分割します。
次で終わらせたい…
あと私本当に「レポート」できないな。セットリストなど、次のブログで書きます!!