新しい好きで自分の「好きと癖(へき)」を考える
人はどんなタイミングで何を好きになるのか、本当に解らないなと言う事をわが身を持って体感しました。
アルスマグナにハマりました。
まだCDやらのディスク類は手に入れていないので、ゆっくり集めていきたいです。
以前のCHaCK-UPの時も、公演DVDを家にいる間は平日も毎日ぶっ通しで観続ける生活を一か月近く続けたのですけど、今までにない行動で、自分でも驚いたのですが、今回もそれが起こっています(現在進行形)
しかもこちらは動画とういう形なので先日ついにアイフォンに入れました。
1本が5分ないくらいなので、気付いたら隙間時間はほぼアルスの踊ってみた動画を観ています。
公式のブログやら、ネット上で漁れるものなど、必要最小限で且つ知っておくべき情報を最短時間でざっくり知れるものだけを、今は見ている状態です。
最近ようやく自分なりの情報処理方法を身に着け始めました。
長いので畳みます。
(4/16 ちょびっと加筆)
◆少し話がそれます
以前、スケーツを少し長めに追いかけていて(現在も地上波放送と、スケ連のプロトコルをさらうくらいですが、好きです)、キャンティレバー(通称:クリムキン・イーグル)と言う技が、ちょっと異常なくらい好きで
サムネの技です。
動いているところは4:44と言うプログラムのほぼほぼ最後の方に突然差し込まれます。
私は特に上記の選手さん自身も、彼がするキャンティレバーも大好きなので彼の動画を持ってきました。日本の選手さんだと宇野選手がよくするので、観た事ある方は多いかと思います。
多分「普通の人間とは思えないような状態」が凄く好きなんだと思います。
これも最近気づきました。
そんな私が何故か急にアルスマグナの事を思い出し、「そう言えば、アルスマグナって踊ってみたとかしてるんだよなあ…どんな感じなんだろう」と軽い気持ちで公式を開いて
見えてますかね、このサムネで見ない訳がなかった。
記事を書くにあたって技名を調べましたが「パンケーキ」と言う名前が出てきました。
名前の割にエゲつない技だと思います。
勢いづいてあれもこれもと色々見て、現在に至ります。取りあえずフォトブックが届いたので今度は公式設定資料集を買おうと思います。そして迎春祭だ。
◆「好き」と「へき」
スケーツの時も、ダンスの時も、そして舞台を見る時も、よく目が行くのは動ける子踊れる子でした。
ダンサブルでアクロバティックな動きができる人がとても好きで、そこにちょっと独特でシュールな世界観があるともっと好きだなって思っていました。
でも今現在私が推しているのはダンスが異常に上手いとかアクロバットができるとか言う訳でもない子です。
どちらかと言うと、テニミュのキャスト仲間にもダンスの覚えが遅くてとか、どこかでそう言われているのを見かけて、そういうような子です。
このように「好きだな」と思う子と「へき(癖)だ…」と思う子はぜんぜん違う場合があります。へきは好きの上位互換とかではなく、説明しがたい推しへの興味を端的に表した結果出てきた言葉です。理屈じゃない…
その「へき(癖)」が、一体何を基準に来ているのか、身体的なフェチズムとかそういう所もあると思うんですが、ぐちゃぐちゃ考えていました。
ふと、CHaCK-UPやアルスマグナを見て「キャラクターが乗っかった状態で現実に存在している」状態が「へき」の一端なのではと、仮説を立ててみました。
推し君を推そうと思ったのも、ブログの記事やイベントなどのレポで伝え聞く様子がどこか「「パブリックな推し君」もしくは「プライベートな推し君」と言うキャラを乗っけた状態」でいるからなのでは?
素なのか、素じゃないのか解らない所が自分の好きな世界観だったから推しているのでは?
自分の推し君をどうしてもこわいと思ってしまう友人がいて、話を聞くと「何を考えてるか解らない、(物理的に)どこを見てるのか解らない時がある。」と言われて、それは正しく私が推し君を好きな理由で、へきだと思う理由でもありました。
地に足がついていないような不安定さと異質さが2.5次元とか若手イケメン俳優とか言うキラキラしたものに隠されていて、隠されていたはずのそれを間違って見てしまったから忘れられなくなっているのかもしれません。
CHaCK-UPやアルスマグナが果たしてそうか、とはまだ思えませんが、でも異質さはとても感じます。
もっとのめり込めば「へき」になるのかもしれません。
楽しいけど怖いなあ。