卵の殻の中より

考えてるけど答えは出ず

日替わりコントで大号泣「テニミュ3rdシーズン 青学vs比嘉 東京凱旋」を観ました。

2/10、先日漸く私の比嘉戦初日を迎えました。

比嘉中は、私がテニスの王子様にハマるきっかけの学校だったので、今回漸く、その比嘉中のレギュラーが全員揃うという事で楽しみと不安が入り混じっていました。

2ndシーズンから、1stシーズンにいなかった王子様達が立体で出現してきましたが、比嘉の不知火新垣ペアは少し特殊で、アニメにもきちんと登場して声優さんもいらっしゃるのですが、しっかりセリフらしいセリフはありませんでした。

多分、試合中などは比嘉中の周りのガヤのセリフなどが主に割り当てられるのかなと考えてはいました。

ですが、私の予想を大きく上回るカッコ良い子たちでした(当たり前っちゃ当たり前なんだけど!)

 

今回はちょっと、思い入れのある学校とキャラがいるので、あんまり公演の内容と言うよりキャラクター解釈が好き!みたいな内容になるかと思います。

 

 

■私の孫を紹介します

私、こっちではあまり言いませんけど知念君が果てしなく好きで。

以前テニプリ関連の公式ツイッターで募集のあった「好きな試合」にも、彼が初めて登場する知念葵戦を上げるくらい好きです。

その中で、知念君が葵君を揶揄って

「あい、いたの?小さすぎて見えなかったさぁ。」

と言うんですが、1stでは関東立海2ndの最後にこの知念葵戦は組み込まれていました。

これから青学が対戦するであろう相手の戦い方・不気味さをまざまざと見せつける、悪役が登場する事をアピールする、とても好きな試合でのセリフでした。

でも2ndではその試合自体が削られ、甲斐佐伯戦が、テニミュでオーディエンスが最初に見る戦いです。

3rdでも試合としては甲斐佐伯戦が最初ですが、上記のセリフを開演冒頭の田仁志君知念君の日替わり部分に入れてくれていました。

もしかしたらちょこちょこセリフを変えていたかもしれませんが、私が見た2/10マチソワ両部ともこの台詞を聞く事ができました。

もちろん、知念葵戦で聞きたかった事はそうですが、それでも雷太さんがあのセリフを選んで全部きちんと言ってくれたことが嬉しかったです(個人的にあの「あい、~見えなかったさぁ。」までがひと繋ぎだと思っているし、もし小さすぎて以降を何か言い換えていたらショックだったかもしれません)(厄介)

しかも、客席に向かって言うときの動きが!!

一度通路側の席の方を見下ろして、ぐっと体ごと折り曲げて首を傾げ「あい、いたの?」って言うあの動き方最高でした…

やられたお席の方はビックリしたかもしれませんが、もし葵君に直接言ったとしても、雷太さんの知念君は同じ動きをしたかもしれないと思うと、日替わりのコント部分なのに、一人で勝手に泣いてしまいました。

原監督に会えるかも(2/10マチネネタ)だとか、きよしのズンドコ節を歌って踊ってる(2/10ソワレネタ)田仁志君知念君を観ながら泣き始めた私の前後左右の席の方は訳解らなかったと思います…ヘヘッ…

 

その、不気味な戦い方の最たる、縮地の説明でも知念君は登場するのですが、この時に漸く雷太さんの身長に対して異様に長い両腕の存在に気づきました。

両手でラケットを持って、ごーん、ごーん、と鳴るSEに合わせてゆっくり揺れる体とそれに一瞬遅れて揺れ動くラケットを持つために曲げられてなお長い腕。

肩で一瞬ガコッと効果音が聞こえそうなヒットを打って動かすので、不気味さが際立ちます。

蛇が走り抜けるような音で客席に迫ってくる知念君は恐怖そのものでした。

40.5巻に「縮地を一番効果的に使えるのは知念」と言うような事が彼のページに書かれているのですが、これを採用してくれた事がまた嬉しかった。

私はこの縮地のシーンは、勝手に、葵君視点だと思っています。*1

オーディエンスが観れないコート上の画を観れたのかなと思うと相乗効果で感動が凄く大きかったです。

あと完全に孫贔屓なだけなんですけど、今公演からベンチの形状がフェンス+階段に変更になって、このフェンスを使った観戦方法で一番おもしろい使い方をしていたのが雷太さんの知念君だと思います。

あの体躯と比嘉中と言うヒールの要素を活かした、寄り掛かり方。

S3で見せた、両腕をだらんとフェンスの前に落として肩から凭れかかって、頭をぐりっと捻って殆ど瞬きをせず無表情でリョーマ君を凝視している知念君。

ハッキリ言って、初見であれを観た方笑っちゃうくらい怖かったんじゃないかと思います。

腕を左右に大きく広げた状態で折り曲げ前のめりになる姿はツイッターで良く見かけた「知念君、フェンスでホチキスの針になってた」と言うレポ絵も納得でした(笑)

 

寛の身長は193cmなのですが、これは初代俺の孫役林野健さんがブログの質問コーナーでオーディションで言われた「あと10cm足りないんだよね」と言う衝撃のセリフから、本来の寛の身長は203cmだった事が解り、且つ、林野さんが初代俺の孫になった事を受けて193cmに変更になったのではと言うエピソードがあります。*2

その40.5巻には寛の両腕を伸ばした長さは身長より長い195cmである表記があります。
雷太さんはまさに寛の「身長より長い腕」を私に実感として見せてくれた、初めての孫でした。あと単純に、雷太さんの寛のキャラクター解釈や、体の動かし方がハチャメチャ好きです。

私の孫になってくれて本当に嬉しい。

 

■7人いる事の感動

比嘉中レギュラーメンバーは本当は8人ですが、青学と対戦する7人全員が舞台上にいる姿をこの目で見れるとは思っていませんでした。

比嘉の学校曲の時、もうこの事に尽きました。

暗転して、前奏が流れている間に舞台中央に集まる影が、7人いる。

 

甲斐佐伯戦でも感じたのですが、コートの外に4人以上人がいると、凄く多く感じますね!

今までの比嘉戦の場合、特にダブルスの試合になるとベンチが一気にスカスカになって、少し寂しいのですが、今回はダブルスの試合だって5人必ずいるので、なんだか心強く感じました。

大概、輩のような印象の動きが多いのですけど(笑)

 

7人いる事をひしひしと感じたのはやっぱり、学校曲や群舞の時かな。
新曲がありましたね!到底テニス部の特訓とは思えない比嘉の合宿の内容と26年の呪いの歌。

あの曲を聞いた時ゾッとしました。

全部40.5巻に書いてある事なのですけど、こう、憑代であるキャストの皆さんがその場で歌って体現すると、一ファンとして受け止めるには結構しんどいなと思いました。
私達が見た事もないはずの「26年間九州地区止まり」だった比嘉中の、その怨嗟を背負って血が滲む7人の膝。

歌の内容もさる事ながら、特訓の様子を表すダンスと言うか、表現が目を背けたくなるほどでした。

 

残念な事に、私はその行く末を知っています。

だから、彼らにはとても失礼だったかもしれないけど、涙が止まらなかった。

 

1幕終わりの【幕は切って落とされた】での、取り囲まれた青学が「テニスは人を傷付け 血を流すためのものではない」と言う歌詞を遮るように被せて歌われた「どんな手段も平気さ」は、彼らが自分達がどんなことを強いられ、そしてそこに辿り着くまでにやってきた事全て承知の上であると、言いきっていて、私が大好きなヒールの比嘉で、嬉しくて、辛かった。

【バイキングホーン2018(仮)】では、今シーズンもまた海賊になりますが、甲斐君以外のメンバーはラケットではなく剣に持ち替え、そしてラケットを持った青学を相手にします。全体的にはコミカルに見える演出ですがこれも多分、比嘉がラケットを武器(凶器)と思って扱ってることの表れなのかななど思いました。

もし4thシーズンがあるなら、そして比嘉の在り方がこのような形なら、絶対に早乙女先生を出して欲しいと思いました。

私は、早乙女先生の存在は最終的に、「木手永四郎と言う男がどのような人物か」に繋がる存在だと思っているので、比嘉が一番、先生が必要な学校だと思っています。

 

■新垣君が可愛い

体の大きなメンバーがいるので、一人2年生でそれなりに小柄な新垣君(演:松井遥己さん)が、更に小さく可愛らしく見えつつも、あのダーティーな曲を歌って踊る姿がとってもセクシーで、目を惹きました。

 

新垣君と言えば、彼はウサギを飼っていてテニス以外の特技は沖縄古武術とクッキー作りです。

見た目も小柄で大人しそうな男の子ですが、田仁志リョーマ戦の直前のあの一触即発の場面で一番に青学ベンチに詰め寄るのは彼です。

指を鳴らしながら首を捻って、顔を上げ、詰め寄る海堂君を煽るように見下ろす新垣君はまごう事なき比嘉中のレギュラーでした。

その後ろをぬるりとした動きで寛が詰め寄るんですけどちょっとしたホラーです。

そんな新垣君とほぼ同時に動くのが不知火君(演:園村将司さん)です。この二人はダブルスパートナーであるという以外に、幼馴染で沖縄武術も二人でよく組み手をしていたらしい描写がOVAに入っています。海辺で二人で組み手をしているところを永四郎に声を掛けられたのでした。

その為か、この一触即発シーンでも海堂君に詰め寄る新垣君と同時に動き、審判に怒られたら新垣君を下がらせつつ青学ベンチを煽るのを忘れない不知火君の動きに「最の高…」と泣きました(号泣芸)

ぬいがきvsいぬかいのダブルス戦では、二人が顔を見合わせた後全く同じ動きでラケットを構える所が観れます。

目立った大技や劇的な試合展開がない完全なる「持久力勝負」と言う地味な試合の中で、園村さんと松井さんが魅せてくれるぬいがきの距離感。初登場だから、とれたてピチピチの新鮮さです。

また、田仁志リョーマ戦で気絶した田仁志君を気にするそぶりを見せる新垣君は、最後の木手手塚戦でも試合終了と同時に駈け出して永四郎の傍らにしゃがみ込んだりと、レギュラー唯一の後輩感バリバリに出してくる所が凄く可愛らしいです。

兄弟姉妹持ちが多い比嘉中の中で彼だけ一人っ子だったり、三年生の中に一人二年生で、弟扱いをされて可愛がられ信頼され、みたいな、そんな3rd比嘉中メンバーの距離感を感じさせる新垣君の立ち位置は、他の学校では当たり前だったかもしれませんが、やっぱり、とっても新鮮に見えました。

 

ここまでお読みいただいて、お察しの通り、寛の次に新垣君に釘付けでした。

3rd比嘉の皆さんの曲もダンス(と言うか体の動かし方?)も何もかも凄くカッコ良くって、ダーティーで。3年生達は勿論なんですが、【南の島からきた刺客2018(2017?/仮)】の新垣君がとってもとってもセクシーで!!

二葉さんのサエさんも、幼さが残ったカッコ良さと言うか、3rdサエさんには以前のブログにも書きましたが「地方都市の爆モテ男子中学生感」をバシバシ感じましたが、新垣君のカッコ良さは幼さゆえに危うい影が差すような妖艶さを感じました。

たまんねえ。

 

■怒れる青学

各所で今公演の菊丸先輩(演:永田聖一朗さん)が凄い、と見聞きしていたのですが、本当に凄かった…。

あの大石手塚戦で見せた戸惑い、信じていた相棒のまさかの行動への怒り。

「どういう事だよ、大石」のシーンは今までと違うアプローチで、正直鳥肌が立ちました。あんなに静かに「大石の大馬鹿野郎。」と言うなんて思っても見なかった。
それ以降の菊丸先輩の強張った悲しそうな怒ったような顔は甲斐菊丸戦が終わるまで続きます。

群舞中もずっと顔が真顔、いつも表情が豊かな菊丸先輩が笑いもしない群舞はそうそうないと思います。

「もうダブルスはやんない。」と言った後そっと視線を外す大石君(演:松村優さん)の申し訳なさそうな顔。

レギュラーから抜けた事・全国No1ダブルスを目指す約束を初戦から揺るがす行動にではなく、「怪我の事を黙っていた(言いだせなかった)事」に怒っているんだと解っていたのかな。

比嘉戦は、質や理由は違えど、こう言った青学の怒りの面を多く見れる試合のように感じます。

甲斐菊丸戦で甲斐君(演:吉澤翼さん)が菊丸先輩に「千葉の負け犬のかたきを取るつもりかよ?」と言われた時、拳を握りしめ堪えながら睨むサエさん、木手手塚戦での手塚部長(演:宇野結也)が言い放つ「結構だ。」の声の突き放し方も、3度聞いてきた中で一番好きかもしれません。

青学が怒り、正義を貫き試合をすればするほど比嘉の悪と背負った呪いが色濃くなる気がして、涙が止まらないのにドキドキして、比嘉に対して「かっこいい」と思う気持ちが強くなりました。

 

六角を応援している人が読めばとても気分の悪くなる事を書いている自覚はあります。

それでも私は、こうやって比嘉に対して思っている事を少しでも開けっぴろげに書ける今をありがたく思っています。

私なんかよりも、彼らを愛してくれる演者さんがいる事、それが7人全員余すことなく揃った事が嬉しいです。

 

1幕が終わった辺りで、泣きすぎてずっと瞼が痛くて、2幕始まってからもずっと泣いてしまっていて、マチソワで目蓋のみが満身創痍になりました。

今シーズンの比嘉は、どうしても10年来の比嘉友にも観てもらいたいと思っていたのですが、どうも私が観劇した翌日に彼女も観劇していたらしくて、凄く嬉しかった。

 

あとは18日の2公演のみですね。

ライブビューイングとっても楽しみです。

*1:本来、ネット際に突然現れた後知念君にはセリフ「ぃやーがなぁ(お前がな)」がありますがこの時はありません。

*2:1stシーズン比嘉戦は40.5巻が出る前~直後くらいの時期だったかと思うのでありうるかなって一人でワクワクしました。