卵の殻の中より

考えてるけど答えは出ず

可愛すぎて偏差値3に…ならない!RICE on STAGE「ラブ米」 ~Endless rice riot~を観劇しました

それっぽい題名をつけてみましたが、いつもの感じで中身はないです。

自分のブログよりも他の方の記事の方が解りやすいと思います。

 

◆会場が素敵だった話◆

11/17から26日まで上演されたRICE on STAGE「ラブ米」~Endless rice riot~の24日公演を観劇してきました。

一度しか観れない事もあり、思い切って2階席を取ってみました。

1ブースに4席、そのブースが円形にぐるっと囲む感じで、自分は下手側のブースでした。

品川exクラブは最近お名前をお見かけするけど、初めて行く会場だったのでドキドキでしたが、流石品川プリンスホテル内の会場だけあって、小さいけど内装が綺麗で凄く雰囲気のある会場でした。

小さいと書きましたが本当に会場内がギュっとしてて1階席と舞台がすぐそこ!

これ最前の人寧ろ首痛くなるのでは…と思うくらい近かったです。

天井も異様に近かったです!

そこまで目の端に引っかかって気になると言うほどじゃないけど、座席に座ってまっすぐ前を向くと照明機材だらけって感じでした。

舞台が始まってしまえばずっと下を向くから(何度かその天井を見る事になりますが…w)私は全然気にならないと思います。

そして、2階席もそこまで高さがある訳ではなかったけれど、自分みたいに全体が観たい人は、もし品川exで舞台があって2階席もチケット出るなら買いではないかなと思いました。近い上に全体が観えるお席でした。

ただお察しの通り、1階席の通路を使う様な演出はほぼ見えません。

 

以降、舞台のネタバレなど含む感想です。

 

◆舞台自体の感想◆

とにかく勢いが凄すぎて前半のわちゃわちゃ部分の記憶がほぼない!!

脚本・演出・作詞の村井さんがこう言った素っ頓狂な内容の作品に強い方だったみたいで、それがマッチしたのかラブ米舞台は私凄く好きな舞台だ!と、ちょっと感動しました。

お話の流れ自体は王道で、観てるだけで元気が貰える舞台は久しぶりでした。

ショートアニメを結局未視聴のまま、舞台を観たから何も考えなくて良かったのかもしれませんが、それでも畳み掛ける様な台詞の応酬、その中に多分アニメから引き継がれた「米」を想起させるような単語遣い*1とか、演者さんのフレッシュな疾走感とか、お話が進むにつれてその熱さに当てられたのか途中で涙が出ちゃったり。

気付いたらあっという間に1部終了、時間配分が解らないのですけど多分60分~100分位?もうちょっとあったかもしれませんが、凄い変な話「内容2時間、体感30分」って感じでした。

あっという間、だけどもっと時間経ってると思ってた!って感じ。

内容が濃かった~…各グループのお米の種類などを説明するシーンが入るんですが、それはグループ全員が声を揃えて背景に映し出されるお米の説明を読み上げると言うシステムでした。

大きな声で、はっきりと、且つキャラクターを意識して読み上げる所は「The・若手俳優!」って感じで、いいよいいよ!こう言うのもっとちょうだい!!って思いました。

そんなに公式を追っていなかったですが、お家に帰ってきて舞台の千秋楽を迎えた頃にバレンタインイベント(?)*2の告知が来て、おめでとうーーー!!!楽しかったもんな!と素直に嬉しい気持ちになりました。

何かチラシの間に一過性ではなさそうなメッセージサービス的な物も挟まってたから、シリーズで続くんだ…!って勝手にワクワクしていました。

 

◆トンチキな話◆

ここから内容に突っ込んだ話をします。

ブライスの面々が登場し、ひとしきり説明が入ると、お話の冒頭で何の前触れもなく光る炊飯ジャーが天井からゆっくり降りてきます。

2階席の私はそれを最初から最後まで見届ける事になるので思いっきり噴き出してしまいました。

炊飯ジャーからはガチのおにぎり(大き目)が出てきてひのひかり(演:田村升吾さん)に「食べろ!」と言うささにしき(演:星乃勇太さん)

もくもくと食べ始めるひのひかり。見守る我々。永遠の時を感じる…

食べきった後にST☆RICEが登場しますが、その間ずっとひのひかりの口はモゴモゴしてちゃんと台詞が聞き取れないし手の平はお米粒だらけでわんぱく感ハンパないでした。

そのST☆RICEのシーンでとんでもなかった平山(演:川上将大さん)によるイナゴ対策特訓シーン。

緑の全身タイツに身を包んだ平山が、薄暗い舞台の上をゆっくり這ってメンバーたちを背後から脅かすと言うシーンですが、真上から見た平山、稲!(否!)、川上さんのスタイルの良さが際立つ全身タイツ、それによって沸き起こる薄気味悪さ、特に台詞があるシーンではなかったのでほぼ無言の舞台を割と長い時間見させられる我々。

初見の私でも思った「(あらゆる意味で)地獄では…」という感想は割と外れてはいないと思います。

あれ、1階席で観た方どう見えてたんでしょう…私達は上から平山がどう動きまわっていたか丸見えでしたけど、ほぼ目線が同じになる1階席はもっと薄気味悪かったかと思います。

手足長くて体が薄くて細くて背も高くて、本来なら抜群のスタイルなのに、それを活かしたヱヴァ初○機みたいな動きが薄気味悪さ1000万点でした。

イナゴの襲撃を受けるシーンで*3、合鴨ブラザーズ(兄鴨:演・滝口幸広さん、弟鴨:演・福島海太さん)と一緒にパラパラを踊ってなんとか撃退するST☆RICEとGAZENBOYZの面々*4ですが、そこでST☆RICEのメンバー、ネリカ(演:健人さん)が重傷を負い、研ぎ汁を吹き零してしまいます*5

「負傷して研ぎ汁を吹き零す」って割と緊迫したシーンなんですけど、台詞として言われた瞬間のあまりのインパクトに全然我慢できませんでした。

舞台全体が「何を言っているか解らねえと思うが…」のシーンばっかりで、きちんと魅力がお届けできないので、気になった方は是非ディスクを観てください(ダイマ)

 

私は紫楊貴(演:伊崎龍次郎さん)とトヨハタモチ(演:齋藤健心さん)が好きです!!!!!!!!!!!!!!! 

 

いやあ、もう、米めttttっちゃ美味しかったです…(ラブ米での賛辞の言葉みたいです)

*1:コメディアン→米ディアン、否!→稲!(いなさくの「いな」)

*2:内容が明かされてないからライブだけではないのかなあ。

*3:何を言っているか解らねえと思うがシリーズ1

*4:何を言っているか解らねえと思うがシリーズ2

*5:何を言っているか解らねえと思うがシリーズ3