卵の殻の中より

考えてるけど答えは出ず

9月にアルスマグナ主演の「ザ・ムービー アルスマグナ危機一髪!」を観に行きました。

今年の9月17日~23日の一週間限定、全国12か所で公開されたアルスマグナ主演映画を観てきました。

http://ars-magna.jp/img/arsmagna_cd/the_movie_h1.jpg

先日11月2日にDVDが発売されたので、良いかなあと思って別所で書いた感想をこちらに記録しておこうと思います。

これを機にアルスマグナカテゴリを作りました。 

 

私の地元からだと一番近いのが福岡でしたので、行ってきました、17日初日!

一週間限定公開なのに、一日の上映回数は2回(うち一回はレイトショー)と言う鬼畜仕様、二日前くらいにならないと上映開始時間も解らない状態で福岡へ行ってきました片道5時間掛けて!!!

映画1本観るために往復10時間掛けたの面白すぎて周りにめっちゃ話しました。

舞台2回観るために往復10時間は普通みたいな気持なのに、映画1本観る為だけの往復10時間は凄い面白かったです。

多分映画の上映時間が60分しかなかったのも要因だと思います。

60分の映画を1回観る為だけに往復10時間掛けました。ウケる(ウケない)

 

 

■ビジュアル公開で感じた事

どうですか、この(上記)B級感…ポスターは更に周りにその他の登場人物の写真が合成されています。

染谷俊之さんもいたのも観に行こう!って決めた要因だったんですけれど、もうあのポスターと題名のダサさの破壊力で「これは、ヤバいで…!!」って思いました。

榊原タツキ先輩*1が神生アキラ君*2の足を踏んでる時点でヤバさがヤバかったです。 

 

■映画の大まかな感想

ストーリーとしては「ある日、九瓏ノ主学園に転校生が3人やってくる。彼らは実はアイドルグループ【美少年隊】のメンバーで、アルスマグナに突然パフォーマンスバトルを申し込んできた。負けた方は即解散!アルスマグナはこの危機を乗り越えられるのか!?」みたいな感じです。

とりあえず、グループ名どうにかしてやれよって思ったんですけど、美少年隊の設定が設定でしたので納得しました。

ライバルが現れてなんやかんやで解散の危機はこれで2度目です。*3

 

この映画の制作にあたって、主題歌もアルスちゃんが歌っています。

だからか、この映画の印象も「60分のMV」と言うイメージが強く残りました。

ですがアルスマグナをミリしらな人が「アルスマグナってどんなグループ?映画やったよね、観ようかな」って言ったら、私なら全力で止めるかなと思いました。

この映画を観るくらいなら他の踊ってみたとかライブDVDを観てくれと泣いてお願いする。

 

最新の踊ってみたが和物で、今年の夏ツアー「炎夏祭」で初披露されたのですけど、はちゃめちゃカッコ良いので観てください。

youtu.be

私が「アルスマグナは神事(拝)」って言ってたダンスです。神子感パない。

 

■個人個人の感想

アルスマグナのメンバーが演技をしているところを観るのはこれが初なのでドキドキでした。

 

初っ端アキラ君と泉奏君*4の喋り方が自然過ぎでびっくりしました。

基本的に奏君は声に感情があまり乗らないタイプですが、棒読みと言う訳ではなく。アキラ君はラフな喋り方で、感情の起伏が激しい子です。

この二人だけ台本なかったんじゃないかなって言うくらいセリフ回しが凄い自然。

いつもの配信を聞いてるような安心感がありました。

 

朴ウィト君*5は少し、セリフ回しが大袈裟かなあと言う印象でした。舞台っぽい喋り方みたいな。

 意識していたのか視線の演技が凄く良いなあって思いました。一挙一動に気を遣っていたように思います。

 

タツキ先輩は、ダンス部の部長と言う立場があったからか結構大事なシーンが多くて、凄く頑張ってるなあ…ってグッときました。

普段もこう言う感じで、一生懸命なんだろうなって思いました。ぱっと見とても可愛らしい印象ですがとってもカッコ良かったです。

ちょっと難しいシーンがあります。

コンちゃん*6と二人だけのシーンは、多くは言わないけど大変だったろうなって思いました。

 

問題の九瓏ケント先生*7。噂はかねがね聞いていたのですが、見事な大根でした…。

素人の私がどうこう言うのはおこがましいとは重々承知していますが、もう、本当に、なんでだ…!!!!と叫びそうになる位、台詞が下手…!!!

それ以外でも、良くも悪くも大暴れでしたね…タツキ先輩が絡むとやりたい放題だなって感じでした。

ダンスの時は本当に凄い雰囲気が曲ごとに全然違うのに、そういう表情とかの身体表現は凄く綺麗だったりカッコ良かったり、同じ人間とは思えないくらいころころ変わるのに。

(追記:書き出して、先生の台詞の言い回しに関して、先生(の中の方)は自分に正直すぎて思ってない事は自分の言葉に出来ないのかなあと思ったり。ライブの時など本当に「先生」みたいに、人に聞かせる喋り方ができる方なので。)

 

【美少年隊】からは染谷俊之さんだけピックアップします。

当たり前だけど一番自然な演技でした。

お染さん、この60分の映画の、このストーリーにしか出ないであろうキャラの為にどれだけキャラクターを作り込んできたんだろうって言う作り込み方で。

でもそれがかえって「凄く演技してるんだなあ」っていう印象でした。

変な感想ですが、「一番演技してる人」って感じました。

お染さんはアキラ君との絡みが多くて、アキラ君が上述の通りなアプローチなので、凄く不思議でした。

多分これがアルスマグナの異質な所の一端だなって今なら思います。

「本人」としてお染さんの前にいるアキラ君と「キャラ」としてアキラ君の前にいるお染さんの対比が凄かった。

それにつけても、このお染さんが演じた「佐藤君」は、この映画だけで終わるなんて勿体ないくらいしっかりアルスマグナの世界に存在するキャラクターでした。

だからもうちょっと【美少年隊】自体の存在理由が強く欲しかったなあ…と映画を観た直後の消化中に思いました。

スピンオフが欲しい。

 

■総括

映画を観終わった直後は、何だか凄くアキラ君の声が恋しくなって、アルスの曲をずっと聴いていたくなるなって、バスを待つ間ずっとアルバム聞いてました。

「ひみつをちょーだい」とかハッピーな曲のアキラ先輩の声が欲しくなります。

gyao.yahoo.co.jp

 

良くも悪くも今回の映画はメイト*8の為の映画だなあって思いました。

私みたいな「推しは生きてるだけでファンサ」的な人間は凄く楽しい映画だと思います。

とりあえず、映画観るならアルスの事好きになってから観てください…!!!

*1:黄色担当、金髪の子です。3年C組、アルスマグナのスイーツ番長、生徒組で最年長、ダンス部部長。滑舌が少しアレでら行が弱いです。

*2:赤担当、赤髪の真ん中の子です。2年A組、真っ赤な髪がトレードマーク、メインボーカル。

*3:1度目は2015年11月に行われたクロノステージ vol.02 ~Chase the Promise!!~

*4:青担当、白髪の子です。2年A組、アキラ君のクラスメイト。風紀委員長もしています、手袋はピアノを弾くのでその為手指を守るためにしている。基本無表情ですがよく笑います。顔は隠す。

*5:緑担当、黒髪の子です。1年B組、生徒組最年少、わんこ系元気一杯だけど凹みやすい不思議くん、歯ががちゃがちゃ、周りに心配されるレベルで独り言がひどい、お察しの通り私のイチ推しです。

*6:ピンク担当、喋るウサギのぬいぐるみ。彼もメンバーです。

*7:紫担当、濃紺の長髪の方です。化学教諭、2年A組担任、踊ってみたの選曲・撮影・編集、振付けも(殆ど)先生が行っています。美魔女感が凄いアラフォー。

*8:アルスマグナのファンの名称、正式には「アルスメイト」