テニミュ3rdシーズン 青学vs氷帝のライブビューイングを観ました。
このエントリには福岡公演を観た雑感だとかを書いていて、そしてライブビューイングに臨むつもりだったのですが、筆不精がたたってそれも叶わず、ライブビューイングを観てしまいました。
あんなものを観てしまったら、もう何も、感想とか言えなくて。
それでもただただ、私には呪いの言葉だけが残されました。
今回の8代目青学メンバーの卒業は、改めて「これは私にとって呪いなんだな」と気付かされたのですけれど。
ライブビューイング組には、終演後に戻ってきた皆からのメッセージを生中継するという特典があって、その際、跡部部長のメッセージの直後手塚部長が現れました。
それまで三浦さんでメッセージを送っていた跡部部長は一瞬で跡部君に戻って目の前の手塚君に「また試合をしよう」と手を差し出しました。
それは三浦さんの言葉で跡部くんの言葉だったかもしれませんが、手を差し出された手塚君も財木さんも、まっすぐ三浦さんと跡部君の目を見つめて何か言いたげに、でも無言でその手を握り返すだけでした。
何も返事をしないまま。
2ndシーズン関東立海戦の6代目最後の挨拶で、平牧仁さんの、
「でも、俺達じゃないんですよね」
と言う言葉は、多分今まで沢山の、特に青学のキャストが思っていた言葉だったんだろうと思います。
財木さんと手塚君のあの無言の瞬間に思い出しました。
そして、最後の最後に現れた古田さんとリョーマ君は、遂に
と走って行ってしまいました。
私には呪いの言葉がいくつかありますが、財木さんと手塚君のあの無言の瞬間、古田さんとリョーマ君が走っていった瞬間、ああ呪いになったと勝手に思いました。
卒業に対する喪失感はそこまでありませんが、手に入れた呪いが強くてまだ少しだけ涙が出ます。