卵の殻の中より

考えてるけど答えは出ず

色とか影とか映像とか

テニミュを観ていて、今までは普通に「ライトの色綺麗だなー!」「○○のシーンはこんな形の明かりが当たるのかー、綺麗だなー!」位しか思わなかったんですが、テニミュ2ndシーズンの比嘉戦、ゲストの立海大に幸村君が戻ってきた事を表すシーン、あの時の曲も、シーンも大好きで、何も考えずにジッと観てしまったからなのか、改めて発見したことが多くて、初めて影とか色とかを少し気にして観たシーンだったんです。

 

少し濃ゆい黄色いライトが当たるんですが、それが幸村くんのライトグレー(白?)のジャージに当たると、立海ジャージと同じ色になって、頭の天辺まで鳥肌が立ったのを覚えています。

両腕から肩甲骨に被るように一本の黒の太いラインが入っていたと思うんですが、位置は違うのに

「太い黒のラインが入った、黄色(に染まった)ジャージ」

と言う符号が合致しただけで、立海ジャージに見えたんです。とっても目を引きました。

そしてこの曲中の、ジャッカル桑原役の塩田康平さんの舞台上に映る影がめちゃめちゃカッコ良かった。

塩田さんご自身ももちろんカッコ良いんですけれど!(笑)

それ以上に「なんでしおっち、舞台に写ってる影までカッコいいの!?」って思って。

塩田さんのダンスは一個一個の所作がとても綺麗だなと思って観ていたんですが、その綺麗な所が影まで及んでいると初めて気がついてとても感動しました。

 DVDでも全景でずっと塩田さんを追って観ていました。

それをきっかけに、ライトの色の効果とか、皆の影だとかを気にして舞台を見る事が増えて、目が足りなくなりました。

2ndシーズンで凄く好きなのは、上記比嘉戦内の立海のシーンと

  • 全国氷帝の「氷点下の情熱」前奏で氷帝メンバーの後ろからライトが当たった際、客席側に「ずるんっ」と伸びてくる皆の影
  • 同じく全国氷帝、黄金ペアの「シンクロ」のライト
  • 全国立海の「辿り着け、天衣無縫の極み」幸村くんパートで幸村部長の体が半分くらい暗闇に隠れているシーン

ぱっと言えるのはこの3つかな…

 

3rdは更に進化していて、更に目が足りないです。

直近で一番うわーー!!って思ったのは山吹戦での、青学メンバーが部室から飛び出してくるシーン。

ルドルフ戦のM0で見せた「原作漫画と同じポーズで登場する」が凄く「2.5次元」をより強く意識させてくれて、とても好きなんですが、それとはまた違った「平面の画面から実体を持ったキャラクターが飛び出してくる」と言う「2次元から3次元へ」感がとても高揚しました。

 

より「らしくなる」事がこの先良い事になるか悪い事になるか、まだまだ解りませんが、本当にこの先の「2.5次元の表現方法」がとても楽しみです。