非実在青年の実在する細胞に思いを馳せる
先日ツイッターで見かけたこの記事に、いまだに大興奮しています。
感動と恐怖でドキドキがとまりません。オーバーテクノロジーが過ぎませんか?
この展示を観に行った方の感想ツイートでも「馬鹿馬鹿しい発想だけどサイコでホラーで狂気」と言っていて
重ねますが私も震えるほど恐ろしく、祈るほど感動してしまいました。
この「非実在青年の実在する細胞」と言うトンチキな展示物の登場で、私もふと、倫理的な問題とか色々な事はこの際気にせずに色々トンチキな妄想をしました。
今回はまだ展示できる「生きた細胞」であったけれど、いつの日か「生きたミクちゃん」が誕生するのか、もしそうなったら、情報として誕生したミクちゃんが生身のミクちゃんとして誕生したならば。
ならば、情報として存在する存在するに足る情報を得た「テニスの王子様」の男の子達も生身の「テニスの王子様」として誕生できるのか。
完璧な越前リョーマ君が、目の前に立ってくれるのか。
彼らは「完璧なミュキャス」になれるのかと。
ただここでふと「演じるとは」と言う、別の大きな問題にぶつかりました。
本物の王子様として3次元に生まれなおしたはずの王子様達が、自分達を「演じる」とは一体どういう事なのか。
本人(オリジナル)であるはずの彼らが、何故自分自身を演じ舞台に立たねばならないのか。
という問題にも発展しました(脳内で)
まさか、(完全にそうではないけれど)0から生まれ生身を得て、3次元に生まれなおした2次元の住人達がクローン(複製)と同じ問題にぶち当たるとは思いもよらなくて。
頭が悪い自分をこんなに呪った事はないほど考えるのが楽しい問題でした。
ぐるぐる考えるだけで、答えは出ないし、まとまりもしないけど。
ファンタジックでとても恐ろしい物が、芸術として存在する現在に生きれて、こんなに嬉しいのは久しぶりでした。